ストライカーにとって1番大事なもの
それはスピードでもなくフィジカルの強さでもなく、ましてや判断力やテクニックでもない

1番大事なのは、やはりゴールセンスだと思うのです

生まれ持っての素材というものがあって
それにテクニックや身体能力というデコレーションを重ねていく
そしていくつもシュートを撃つたびに洗練され研ぎ澄まされていく

高原には、このセンスというものがあった
だからこそJリーグで数少ない外国人助っ人を押しのけての得点王になれた
だけどえてしてセンスというのはとても不安定
ピアニストにしてもパティシエにしても
間隔があけばすぐに錆び付いてしまう
だからさらに厳しい環境で磨こうとして海外に渡のは、ストライカーにとってかなりのリスクをともなう

こうして試合に出てゴールを重ねること
センスあるストライカーにはとてもよいこと

常に大きな大会に見放された不遇のストライカー
彼がいつか万全の状態で檜舞台に立つ日を
わたしは楽しみにしてます